複合注入工法研究会

一次・二次を切り替える回路変換装置

注入システム図

重管ロッド注入工法による施工の簡便性・高能率性を生かしながら、二重管ダブルパッカ工法の地質変化への対応性と改良効果の信頼性の確保を可能にした工法です。
 特殊な先端モニターから、最初に注入する一次注入の瞬結性グラウトは削孔時に生じた注入管周りの空隙にグラウトパッカーを形成したのち、地盤内の粗い間隙を充填します。一次注入で前処理された地盤に対して二次注入の浸透性グラウトを注入することによって均質な浸透固結体を形成します。一次注入と二次注入の切換えは回路変換装置によって容易に行えますので、一工程での複合注入が可能です。  
 長い歴史を持つ工法ですが、現在なお薬液注入工法の主力として、4000件以上の施工実績を有しています。

懸濁型グラウトと溶液型グラウトの相性


ジオパックとパーマロック・ASF−Ⅱのホモゲル相性試験1年後にも変化は見られない
複合注入工法では、一次注入材に低アルカリの懸濁型グラウトであるジオパックグラウトを用いることで、二次注入材の溶液型グラウトとの併用に優れた効果を発揮します。

ジオコンポ工法

一次注入材にジオパックグラウト、二次注入材に緩結グラウトを用いた複合注入。

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ユニパック工法

一次注入材に瞬結グラウト、二次注入材に緩結グラウトを用いた複合注入工法。
また、懸濁型と溶液型を用いた複合注入も可能です。

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